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やがて、再び息を整えるとコールは先に進む事にした。
今度は縦に長く、横は狭い、所謂【細長い通路】……または逃げ道がないとも言えるだろう。
その通路を歩くと、奥から何かが飛んできて頬を掠めた。
頬を触ると、ヌルリと赤い液体がついている。
そっと後ろを見ると、そこには弓矢が刺さっていた。
コ『……狙撃!?』
そう考えていると、奥から再び何本もの矢が飛んでくる。
それをひたすら回避し、横の空き部屋に入った。
コ『……くっ!どうすれば!?』
そう考えていると、視界の隅に何かが落ちているのが見えた。
コールはそれを拾う。
【壊れかけの木盾を手に入れた】
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