曲がり角に消える

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そうして私はキッチンに案内された、 床に白い線でマークされた部分がある。 多分、ここに死体があったのだろう。 「被害者は女性で名前は高城 亜弥という近くの会社に勤めているOLです。」 「凶器は鈍器のような物でまだ見つかっておらず、殺傷は頭部に2つ、殴られた後が有りました。」 「死亡推定は昨夜の8時から9時頃の間です。」 「8時から9時頃、それは本当か!」 「どうしました?、もしかして、犯人に心当たりでも?」 9時頃と言えば、剛が高城の家から出た時がその頃だったはず、 「あぁ、一人だけ心当たりがある、それは…」
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