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曲がり角に消える 真相編
その日の午後、私は事務所に二人の客人を招いた。
一人は剛の妻、加藤秋奈
もう一人は彼女の息子の加藤 光樹だ。
事件の事で今日は学校を休んだらしい、
いつもの学生服とは違う、普段着で来た。
「今日、来ていただいた理由は依頼の件です。」
「警察から聞きました、夫は浮気をしていたみたいですね、しかも、殺人までするとは、夫とは離婚します。」
「唐津先生には大変お世話になりました、これは依頼料です。」
渡された封筒には300万、入っていた。
「残念ですが、これは受け取れません。」
秋奈さんは驚いた
「えっ、それはどういう事ですか?」
私は紅茶を一口飲み話始めた。
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