曲がり角に消える 真相編

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「君だね、光樹君」 それまで、黙っていた光樹が驚きながら 「先生、何を言ってるですか?、 僕が殺した? 冗談はよして下さい。 「いや、君が亜弥さんを殺したんだ、あの日、君は剛さんが裏口から出た、すぐ後に中に入りまだ息があった亜弥さんに落ちていた置物で止めをさした。」 「ちょっと待って下さい。先生の話には無理があります。 「父が出た後に中に入って止めをさす、 その時間は無かった、先生がよくご存知でしょう? だって、僕は裏口から出た父を先生に報告して先回りしたんですよ。 「その証拠に、先生は言ったでしょう?」 あの時、確かに私は電話越しに 「あぁ、今、剛が南に向かった。」と言った。
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