8人が本棚に入れています
本棚に追加
『よくあんな簡単に別れられたわね?あなたなにされても文句言えないくらいよ。』
『だって好きじゃなくなったんだもん。好きじゃないのに付き合ってるのて違うと思うから!』
『じゃあ何故あんな約束したの?約束があるから瞬さんは付き合うことを決めた、瞬さんはよそ見をしないであなただけずっと見てたわよ。』
『…瞬はずっと想っててくれたのはわかってる…でも私が…約束だってその時はそう思っ…』
『約束は守るものよ。出来ると思ったからするものじゃない。あなたは約束を守る義務があった。でもその約束はおろかとても残酷に瞬さんを傷付けた。』
その声を聞き言葉を失う香奈。
『あなたも運が悪かったわね、私は瞬さんが不幸になるのはどうだっていいことなの、でもその瞬さんの不幸の上にあなたの幸せが成り立ってるのがどうしても気に入らなくて。』
『申し訳ないけどあなたにひと時の不幸を与えてあげるわ。』
『いっ…いやーっ!!』
香奈は泣き叫びその場から動けなくなった。
最初のコメントを投稿しよう!