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『あなたは死んでる訳ではないわ。』
少し柔らかく、少し冷たい感覚の声が聞こえる。
振り返る男。
そこには中学生か高校生かといったくらいの少女がいた。
『君は誰??』
『私のことはどうでもいいの、あなたはしばらく眠っててもらうわ。』
淡々と無機質に話す少女、状況が飲み込めない男は質問をぶつける。
『どういうこと?あそこで寝てるのが俺でここにいるのも俺…それに君は誰なんだ?なにを知ってるんだ??』
少女は表情ひとつ変えずに話しを始めた。
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