第二章

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中は中世のころの欧米の建物が建ち並んでいた 「ほぉー、なかなか綺麗な所だな。それよりアリシアさっきからだんまりだがどうした」 「いや、主が街では大人しくしていろといったのでな」 それで、さっきから無言だったのか 「だからって別に、だんまりじゃなくても良いんだぞ」 「分かった。が、一応念話で話す」 『ボロが出ると他人に聞かれる恐れがあるしな』 「成る程、じゃあそれで話してくれ。後話し掛けられたら俺に聞いてくれ」 『分かった』 『その話はおしまい』 『それよりギルドに行くがアリシアも登録しとくぞ』 『使い魔も登録出来るのか』 『いや、普通は禁止らしいがアリシアは常に一緒にいるし、アリシアが黙ってれば問題ない』 『ならば、登録しておいてくれ』 『属性は闇と土で魔力は十五万ぐらいで書いとくぞ』 『何でも構わん。嘘の登録が必要なのだろ』 『ああ、でないと恐らく魔力を測定する事になる。そうなると困るだろ』 『それは困るな。今の私の魔力だと、龍人種の中でも高過ぎるのに、人間だと…多過ぎる』 その更に上を行く俺はもう人外だな
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