第一章

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「ふん、口ほどにもないやつだったな」 フッフッフッ 「誰が、口ほどにも無いだと」 「なっ、無傷だと、貴様本当に人間か」 「あんな、蚊に刺された程度とは、笑わせる」 無傷とか俺強すぎワロた 「なっ、何だと貴様」 「ブレスってのはこういうのを言うんだよ。《ダークブレス》」 勢いで真似ると直径2㎞もの 馬鹿でかい球体が頭上に出来ていた 「わらわの二倍……だと。貴様もしや、龍種か」 「いや、生っ粋の人間さ……多分」 「ふ、ふざけるなよ人間。この上位龍である私が、人間に劣るというのか」 「そうなるな。第一まだ俺一割も力出してないし」 「くっ、貴様名は。名は何と申す」 「ジーク」 「ジーク。ジークかでは、ジーク龍種の掟により貴様に仕えよう」 えっ、何この展開 「そこで我が名をお主に決めていただきたい」 命名フラグ来たこれ 「名前。俺がか」 「はい。契約の証に必要なのでな」 「分かった。因みに性別は」 「んっ、どこからどう見ても雌ではないか」 「いや、俺には、どこをどうみても、龍にしか見えないんだが」 「仕方ない、魔力が空になるが。《人化》」
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