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「は?」
その場にいた全員が
唖然とした表情を浮かべ
ラーシャの次の言葉を待っている
が、しかし
彼女の口から出る言葉は…
「一つだけではありません
沢山見つかりました」
彼らを混乱させる言葉ばかりである
しばらくの間沈黙していたが
その空気に耐えかねなかったのか
アーサーが
「………主にどうやってだ?」
と質問を投げかけた
「――国家秘密ではありますが
そういった機械が
数週間前に発明されました」
「機械が発明…………
と言うことはどんな世界でも
行けるのでしょうか?」
菊がそう言った
「――まだどう言う世界かは
実証されてませんが
異次元の私達に会うことが
可能です」
まだ一部では理解出来ていないようだ
「……あと、
この機械は世界でたった1つの物ですので、盗まれるわけには行きませんし、また
重罪人の手元に渡ってしまうと
逃げ出すならまだしも
大変なことになり兼ねないので
そのあたりは重々承知の上で
この部屋に入る際は
入って下さい」
一瞬、? の文字が
浮かび上がった一同だが
すぐに理解した
部屋の隅に
見たこともないような
機械があったからだ
「ちなみに、あれがそうです」
.
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