プロローグ

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何度となく繰り返されるこの季節に、僕は幾度となく涙させられました。 薄紅色の可愛らしい花びらを身にまとい上品に咲き乱れる桜は、見ている者の心を癒やしてくれる。 そのふわりとした軽やかな美しさは何度も、何度も僕の心臓を小さく締め付ける。 辛い。 会いたいよ。 叶わない……。 全て、全て僕が間違っていました。 もし、もう一度貴女に会えるのならば、、、
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