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私は疲れていたのか、
すんなり眠る事ができた。
眠りの中、夢を見た。
気を失った時と、
同じような世界。
私の首からは、
止めどなく血が流れている。
夢の中の慧くんは、
愛しそうにカミソリを舐め、
私を見ている。
『俺の事。少しは知れたみたいだね』
彼は私の頭を撫でながら言う。
『でもこれからだよ』
彼はケタケタと笑ながら言う。
『じゃ、またね』
と。
私はその瞬間、
意識が遠退いていった。

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