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ん?
ライカ「あかり、いまなんて言った?」
なんかあり得ないような言葉が聞こえたんだけど
あかり「だから、神山先輩がライカのことを好きなんじゃないかっていう噂だよ」
聞き間違いじゃなかった
ライカ「いやいや、ありえないってだって先輩は女子にモテモテだし、それに告白だってかなりの数されてるし。
しかも、あたしは自分でもわかるほどガサツだしさ、徒手格闘も男子より強い。
そんなあたしを先輩が好なわけ…」
あかり「でも、神山先輩って告白されたの全部断ってるんでしょ」
ライカ「うん、たしかに先輩は告白されたのは全部断ってたけど」
あかり「しかも、断るときは自分には好きな人がいるからって言って断ってるのも知ってるよね」
先輩が告白されたときに好きな人がいるって言って断ってるのも聞いたこともある。でもそれこそ、あたしなんかじゃ比べるまでもないくらい可愛いな子のことが好きだと思ってた
ライカ「だからって先輩があたしのこと好きなわけないじゃん。それにあくまで噂だろ」
じゃなきゃ、先輩があたしを好きだなんていう夢物語がでるわけ…
あかり「ううん、その噂の出所が神山先輩の友達らしいんだよね。だからこそ噂が本当かもしれないかもって噂がひろがってるんだよ
それにライカだってこの噂信じたいんでしょ」
ライカ「何でそこであたしが出てくるんだよ」
あかり「だってライカ神山先輩のこと好きでしょ?」
ライカ「なっ」
何でそのことを知ってるんだ、だれにも話したことないのに
あかり「だって、丸わかりだよ、ライカって神山先輩のこと話すとき、目が輝いてるし、先輩との訓練で教室から出て行くときはうれしそうに教室を出て行くし。きわめつけに先輩にほめられては頭撫でられてる時は耳まで真っ赤にして嬉しそうな顔してたしね」
まさか、あたしがそんなに分かりやすかく顔にでてたなんて
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