プロローグ

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プロローグ

宮下 未玲(Miyashita Mirei) 「そういえば名前、なんて言うんですか?」 「そ、名前です」 「…綺麗な名前ですね」 早瀬 零(Hayase Rei) 「名前?」 「れい。早瀬 零」 「…母親がつけてくれたんだ」 私は知らなすぎた。 この男のことも、すべても。 いや、この時の私は男のことを知ろうとすらしてなかった。 この時、私が何かに気付けていたら、私たちの未来は変わっていたかもしれない。  
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