第2ボタン殺人事件

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「やっぱり小城君凄いじゃん! 高峰より凄いんじゃない?」 「それは分からない。 出来たからやっただけだよ。」 「誰より出来るって?」 由奈と哲也の会話に後ろから竜之介が割り込む。 「あっ、高峰! あんた遅すぎ!」 「ようやくラスボス倒したんだよ。」 「呆れた…。 ゲームやってたのね…。」 「あっ、竜之介! 殺人事件があったんだよ! 竜之介が居ないから小城君が解決してくれたんだから。」 「へぇ、やっぱり哲也凄いな。」 「君程では無いよ…。」 「謙遜し過ぎよ。 高峰は授業は体育以外まるで駄目だし。 小城君はオールマイティーじゃない。」 「うるせぇよ。」 「竜之介も、悔しかったら四の五の言わずに勉強してよ?」 「へいへい…。」
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