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爺「フォッフォッフオッ 話って言うのわな お主は今寝てるじゃろ 詰まりココはお主の夢の中じゃ! じゃが、ワシはお主の空想でわないのじゃ」
鍵「………?(だからどうしたんだろ?)」←理解出来ていない
鍵「それで、貴方は何ですか?」
爺「フォッフォッフォッ ワシはいわゆる神様じゃ!!!ババーン」
僕の首にかけた御守りが少しだけ光った気がした
鍵「(うわぁ~このお爺さん可哀想だなぁ~流石に子供の僕だって神様がいないこと知っているのに) へぇ~そうなんだぁ~凄いなぁ(棒)」←可哀想な人を慈愛に満ちた目で見詰めている
爺「ちょっ!? そんな目で見詰めるんじゃないぞぃ!!(ん? 何か光ってるな……これはアレに似ておるな)」
鍵「(何か言ってるよ)それで話って何ですか?」←二回目の質問
爺「(なんか無かった事にしようとしてる)…のぅ 気付いておるか? お主、今のままだと死ぬぞ」
鍵「……は? ちょっとそれは、どうゆうことだよ 唯、軽くトラックに轢かれて吹っ飛ばされただけで生きてたじゃん!」
爺「あ゛間違えたわ 訂正するぞ 身体は生きてるが、魂だけ消滅するぞ
植物常態+魂の無い=身体が動かない魂(意志)のない、所謂廃人になりそうなんじゃ」
鍵「…確かに僕は生きたいって,願ったけど
そんな事になるなら死にたいな(父さん,に迷惑がかかるしね)」
少し微笑みながら俯いた
爺「(最初に心が読めると言っておったのにこの子供はその事を忘れてるな,それに良い心を持っておるな!) だが、お主はまだ生きていける方法があるぞ!!」
僕は,それを聞いて反射的に目を見開き顔を上げた
鍵「バッ ほ‥‥本当に!?」
爺「本当じゃぞ お主が轢かれる数日前に,消えたマテリアルゴーストの魂が入ったガラス玉をお主は持っているのではないか?」
ん マテリアルゴーストにガラス玉?
鍵「ビー玉なら持っているけど‥‥‥マテリアルゴーストって,なに?」
そう言って、僕はビー玉を取り出した
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