竜を愛した少年

2/7
前へ
/7ページ
次へ
「おはよう!今日も沢山食べるんだよ?」 早朝、一人の少年がまだ年若い竜に餌を与えていた。 竜は、少年の言った事を理解しているかのように頷き、餌を食べ始めた。 「カルアは、本当に僕の言葉が分かるみたいな仕草をするよね。何時も口癖みたいだけど、嬉しいなぁ~」 少年は、餌を頬張るカルアと呼ばれる竜を笑みを浮かべながら見た。 「ジョシュ、カルアに餌をやったらこっちも手伝ってくれ」 少年の名は、ジョシュ。後に、最高の竜使いと呼ばれる事になる少年である。
/7ページ

最初のコメントを投稿しよう!

0人が本棚に入れています
本棚に追加