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「よし……それでは、家族会議を始める」
珍しく神妙な面持ちの俺に感化されてか、全員が生唾を飲み込む。
「今日の議題は……”理想のバストは何カップ?”だ。各自意見を述べよ」
『え……』
全員の声がハモった。
何か変な事いいましたかね?
『予想の斜め上だっちゃ……』
ボブはそう言うと、徐に席を立った。
それにつられ、全員が気だるげに席を立ち始める。
「ちょ……冗談です。スイマセン」
『チッ……』
舌打ちされた!?
場の雰囲気を和らげようとしただけなのに!
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