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「いや、結局さ。ポチ達ここに居ていいの?」
そう。
これが本題である。
サーゲがメリッサに引きずられていった事から、魔物にはそれぞれ仕事があるのでは?
そんな風に考えたのだ。
『んー……僕は特にやる事はないからニャァ』
ポチが呟いた瞬間、ボブとビリー。
それにおねえことセイリュウが同意を見せた。
「ふむ……だったらさ、ギャッツとミシェルを学校に通わせたいんだ」
「ええ!? 学校行けるの!?」
俺の提案にギャッツが驚いて見せる。
「ああ。行きたいだろ? 学校」
「だけど学費が……」
『学費? 特待生になればいいニャ!』
成程。
特待生なら授業料は免除されるってか。
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