初めての牧場づくり

3/47
13899人が本棚に入れています
本棚に追加
/275ページ
 よくよく目を凝らすと、ポチに何やらオーラ的なものが纏わりついている事に気が付く。 「それの力か?」 『ニャニャンッ!!』  頷いて見せたポチ。 正解だったようだ。 「ああ、それが魔法ってやつ? いいなぁー俺も30歳になればな―転生出来るんだけど」 『――ニャ?』 「ああ、気にしないでくれ」 『――ニャ』  一応会話は成り立っているが、どうにか言葉を喋れないだろうか? まあ、俺は魔法使えないだろうし、無理だろうな。  何で魔法使えないって分かるのかって?  実は、ボブの背中に乗りながら、密かに呪文を唱えてみたのだ。 魔力よ出ろー的なイメージを抱きながら。  結果  ボブにドン引きされただけに終わったよ。  言わせんなし!
/275ページ

最初のコメントを投稿しよう!