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「まあ、何はともあれ……服を見せて下さい」
「んまぁっ!? こんな所で脱げっていうの!? 鬼畜!」
「…………」
俺は空を見上げた。
「――今日も良い天気だな……」
「お兄さん!? 現実逃避しちゃだめだよ!?」
すかさずギャッツ。
中々ナイスなタイミングだな。
「まあ、冗談はさて置いて。好きなだけ見て行っていいわよん」
「あ、どうも」
急に素へ戻ったキシリッシュは、店の奥へと引っ込んだ。
俺達はその後に続き中へ入り、適当な服を選ぶ。
「おにーちゃん! ミシェルこれがいいのぉ!」
「ダ……ダメだよ! そんなの!」
「えー……」
それぞれ適当に分かれて見ていたのだが、不穏な気配を感じてギャッツ達の方へ。
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