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結局ポチに頼み、何本かの木を切り倒して貰った。
「工具いらなかったな……」
ポチ様万能ですね。ハイ。
「お兄さん、家造れるの？」
「あー……知らん。出来るだろう」
心配そうなギャッツ。
だが安心しろ。
俺はプラモデル造りに関しては誰にも負けた事が無い。
つまりはそういう事だ。
「ポチ。悪いけど手伝ってくれる？」
『ニャ？』
「ギャッツとミシェルはボブと遊んでてくれ」
『はーい』
俺とポチの共同作業が始まった。
ポチが美幼女ならどれほど……
『ニャァ！ ニャァァ！！』
「あ、悪い」
まるで急かす様にポチが鳴く。
土に大まかなイメージを書き、その通りに爪で加工してくれと頼むと、理解したポチは爪を何度も振るった。
やはり賢い。ポチ良い子！
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