8274人が本棚に入れています
本棚に追加
「到着したわ」
石田が2人に声をかけると
パトカーを降りた。
後に続き、2人も降りる。
3人の目の前には
大きな病院がそびえ立つ。
『大丈夫か?』
刺鋭が小夜子を労ると
「平気」
小夜子が無表情のまま
答えた。
「こっちから入りましょう」
石田がわざと明るい口調で
2人を振り返り
入り口を左手で指差した。
3人はゆっくり
病院の中へと入って行った。
最初のコメントを投稿しよう!