Epilog

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「行きましょうか」 上層部への報告を終えた 石田刑事が 署内にいた小夜子と刺鋭の 元へ行き、声をかけた。 2人とも あの爆発で軽傷を負い 体のあちこちに手当ての 痕が残っている。 若い警察官と共に 3人は覆面パトカーに 乗り込むと署を後にした。 車内では 誰も口を聞かなかった。 後部座席で石田の隣に 座る刺鋭は小夜子の肩を 抱き抱えるようにしていた。
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