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｢休み時間もチラチラ
俺の事､見てさ｡
気があるんじゃねぇかって…｣
ふぅ｡
和也を見ながら
隆二がため息をついた｡
｢確かに｡
あいつはそこら辺の女とは
桁違いに可愛いしスタイルも
抜群｡
おまけに俺ら落ちこぼれと
違って頭も良い｡
お前が惚れるのも､わかる｣
｢だろ？｣
和也が顔をあげた｡
｢けどよ…｣
｢……？｣
｢誰とも付き合わねぇ｣
｢……………｡｣
｢もしかして
あれか？レズじゃね？｣
｢まさかっ!？｣
隆二の言葉に
和也が叫んだ｡
｢だってよ｡おかしくね？
他の女たちは皆
男とくっついたり離れたり
してんのに
あいつだけ誰とも
付き合わねぇのは｣
｢あ…あぁ…確かに､な｡
けど､今までそんな噂
聞いたことないぜ？｣
憮然とした顔で
和也が隆二に言った｡
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