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「さ、食べよう」
「「「いただきます」」」
今日も味噌汁がうまい。幸せだ。俺はこのために生きてるようなものだ。そう思っても悪くない。
「ど、どぉ? にぃ」
きた…!
俺はこの瞬間を待っていたかのように即座に返事する。
「…こんなの飲めるわけない」
「…ふぇ!?」
スフィンは予期もしない返答に涙目になりながらこちらを見つめていた。
? 計画通り ?ニヤリ
「これを飲んでたら死にそうなぐらい美味しくて死んじゃうかも知れないっておもったんだ」
パァァァァ
?表情が先ほどの泣き面から急に笑顔になる。これがつい食べちゃいたくなるくらい可愛いんだよなぁ…まったく兄殺しの名人である。
「た、たくさんあるからおかわりもしてね////」
少々照れたのかうつむいてしまった。
反応が面白く、ついみとれてしまっていた。
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