1.事の発端

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初めまして! 俺は雨宮(アマミヤ) (リョウ)です。 現在中3の受験生真っ只中! なんて言いつつ、現在は自分の部屋で漫画を読んで爆笑ちゆw マジ鬼○様やべぇ! 本当鬼畜だよなw 閻魔様マジ乙だわぁ。 〇灯様の無自覚ドS発言テラワロスww そしてシ〇可愛いすぐるw 「涼~?」 「鬼〇の冷徹」という漫画で爆笑してる中、部屋のドアがノックされたかと思うと、とある人物が、俺の部屋に入って来た。 「んぁ? 何? 母さん」 そ! なんと俺のマミーですw ←((キモッ 外見糞チートな俺の母親。 40歳ぐらいの癖して、見た目20~30代。 そして、外見超美人なお姉様。 ………マジねぇわ。 ――ゴリゴリ 「いっつ! 痛ぇ! 痛いって!!」 「涼ちゃぁん、今何か失礼な事考えなかったぁ?」 満面の笑みでそう言いつつ、俺の頭を拳骨二つでゴリゴリと痛めつけてくる母親。 「だぁぁぁ! ごめんなさぁぁぁぁいいぃぃぃぃ!!!!」 数分後、やっとの思いで解放される。 マジで死ぬかと思った………。 「ところで涼ちゃん?」 「ん?」 「受験勉強は?」 「面倒臭い☆」 言った瞬間、母さんの顔がピクリと引き攣った気がしたが、きっと気のせいだろう…………。 だって、次の瞬間にははぁって、呆れたように溜息ついてたし……。 でもさ、別に勉強とか必要なくない? 俺、全国模試トップだもん☆ 「まぁ……いいわ! 涼ちゃん、どの高校行くか決めたの?」 「いや、全然?」 「……勉強しないのはいいけど、それくらい自分の将来なんだから真面目に考えなさい!!」 「うっ……だってぇ」 面倒臭い……。 「でも、調度いいわね」 「へ? 何が?」 「決めてないんでしょ? 高校」 「うん?」
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