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「えっなんかジュン朝から暗くない?気持ち悪いんだけど。」
いきなりのストレート。
しかしアカリの言葉にショックをうけたのかジュンが反論する。
「アカリ!お前落ち込む友達に対してそんな言い方ないだろ!」
「だってそんないかにも俺は今絶望のふちに立ってますって顔されても、どうせジュンのことだから宿題終わってないんでしょ?」
「なぬ!?」
図星だったジュンは言い返せなくなり言葉に詰まる。
ふんっとジュンから顔を背け、
アカリは自分もローファーを上履きに履き替えた。
「リョウちゃん!こんな暗いのほっといて教室いこ?」
アカリに腕をひぱられ教室に向かう。
「おい!待ってくれよ!」
後ろでなんか聞こえた気がしたがまあ気にしないことにしよう。
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