ひかり

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光が眩しい。 光と言うよりも、光線と表現するべきかもしれない。 僕の目頭を、太陽光線がびびびと容赦なく狙う。 目映い光の欠片をとりあえず払いのけた。 夏休みが始まった今日、僕は様々な期待を胸に抱いている。 「何か良いことがありますように」 僕は誰にも聞こえないような小さな声で呟いた。
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