2章

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 俺は、少女を抱きかかえ急いで砂浜へと戻った。 「おいっ!大丈夫か?」 さっきから声をかけているけど、少女は気を失っているらしく目が覚めそうにない。 助けたはいいんだけど…この後どうするか考えていなかった。 このままここにいるのは…2人とも風邪ひいちまうしなぁ…。 さすがに暖かくなってきたとはいえ、まだ6月だ。 考えるのも面倒になってきた…。 「とりあえず、家に帰るか…。」 2人とも海水まみれだし、何よりベタベタして気持ち悪いんだよな、うん。 なんて考えながら、マンションに向かう。
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