2章

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 10分ほど歩くとマンションに着いた。  少女を抱きかかえながら、鍵を開けるのはかなり難しく、なんとか開けることが出来た。  優夜は自分の靴を脱ぎ、少女のを脱がせようとして足元を見た。 「靴履いてねぇ…今まで気づかなかった。」  来る途中で落としたか…?  もう一度、少女の足を見てみると無数の傷があった。 酷いのは足の裏だ…。血が滲んで痛々しい。 「こりゃあ…消毒しなきゃ化膿しちまうな…。」 とりあえず、靴のことはさておき足の裏
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