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10分ほど歩くとマンションに着いた。
少女を抱きかかえながら、鍵を開けるのはかなり難しく、なんとか開けることが出来た。
優夜は自分の靴を脱ぎ、少女のを脱がせようとして足元を見た。
「靴履いてねぇ…今まで気づかなかった。」
来る途中で落としたか…?
もう一度、少女の足を見てみると無数の傷があった。
酷いのは足の裏だ…。血が滲んで痛々しい。
「こりゃあ…消毒しなきゃ化膿しちまうな…。」
とりあえず、靴のことはさておき足の裏
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