2章

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   歩みを止めた俺は、一気に酔いが醒めて状況を理解しようとした。 …何をしようとしてるんだ? よく見ると、海に入っていくように見えた。 本能的にとめなきゃと思った。 俺は、人影の元へ駆け出した。 走りながら段々状況がわかってきた。 人影はどうやら女の子のようだ。 その子との距離が5mほどになって、 「…おい、そこで何してんだ?」 俺は、自分から話しかけることはあまりしない。 だから、自分の行動に若干驚いていた。  
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