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大凡の人間が夢を描く。
成功した自分を、希望に満ちた未来を――
悪いとは言わない。
だが、ネガティブな私からしてみれば……
「それに敗れた時どうする？」
そうなるのだ。
敗れない為の努力、負けない為の作戦――
実に素晴らしい。
精々それに従事すればいい。
全てがそれで上手く行くのなら――ね。
マイナス要素を加味しない。
これこそ愚者の振る舞いだろう。
努力を積み重ねようと、全てが報われる訳では無い。
当然だ。
それこそが人の素養であり、如何ともしがたい事実なのだから。
さてさて――
ネガティブにおける考え方。
「どうせ私なんて成功しないんだ……」
はい。そうですね。
「頑張っても意味ないんだ……」
はい。仰る通り。
……で？
どうするの？
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