11月

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◆5日◆ オトンとオカンを恨めるものなら恨んでやりたい でも恨めないから辛い オトンとオカンはそれぞれ一人の人間 私はソレを縛る権利なんて持ってない ………でも縛れたなら縛ってやりたかった オトンは電話で 嘘ついてまで一緒にいるのは嫌なんだ って言った 私も別にその必要は無いと言った でもさ、やっぱり私にとっての親はあの2人だけで、一緒に居てほしいのが本音だった 恨めるなら恨んでやりたい 母子家庭という肩書きを与えた父 私立に通う私にとってどれだけ邪魔な肩書きだろう 嘘ついてまで…って言ったけど結局逃げただけじゃないか おかしくなりゆく母 自分1人でなんでも考えすぎて辛くなって、離婚になった すぐ感情的になってひとの話を聞きやしない 恨んでやりたい、憎んでやりたい でも出来ない 授業中に、電車の中で、涙が出るのを抑えきれない位辛いのに、どうして恨んだり憎んだり出来ないの?
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