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俺が闇帝になり3日が過ぎた。
「卓羅よ、お前のローブができたぞ。」
アベトヤが漆黒のローブを持ってきた。
帝のローブはオーダーメイドで作成されるらしく自分にあったものができる。
採寸している時にアベトヤが興奮しながら走ってきたので全身を闇で包み潰そうとしてやろうとしたが「エクスタシィィィィィ!!」とか叫んでキモかったので窓から外へ捨てたのもいい思い出だ。
「それに着替えたら会議室へ来てくれ。
そろそろ会議がはじまる。」
アベトヤはそういうと部屋から出ていった。
俺は今、ギルドの一室を借り生活している。
そして今日は帝の定例会議がある。
「さて、行くかな。」
俺はアベトヤから受け取ったローブを纏いフードを深く被る。
「案外着心地がいいな。」
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