帝、集う

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こんなグダグダな感じで会議は終了した。 それで会議室に残っているのは俺とアベトヤにエヴァさん、伊織さんの4人。 「なん…だと!?」 アベトヤに全帝が我修院宗徳だと教えたら絶句した。 ものすごく落ちこんでんなぁ。 「まさか、全帝が貴方の知り合いだとは思いませんでしたわ。」 「私もです~。」 「俺は予想はしてたけど、まさかテンプレ通りになってるとはな。」 3人で談笑してたらエヴァさんがなにかを思い出したらしく話し出した。 「言い忘れてましたわ。 卓羅さん、来週から学園に通えるように手続きしておきましたので。」 「え?」 「卓羅さんの年齢は確か16歳だったかしら。 この国の法で学園に通うのが義務付けられる年齢になりますわね。」 まさか、俺にも巻き込まれ系のテンプレがくるとは。 まぁ、ちょっと楽しそうだからいいか。 「あ、炎帝から聞いた話では全帝も同じ学園に通うらしいですわよ。」 「なん…だと!?」 鬱だ。
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