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「ねぇ千葉木くん、最近の飛鳥くん達の様子どう思う?」
いきなりの質問に驚いたのか、千葉木くんは少し目を見開いたがすぐにいつもの顔に戻って楽しそうに言った。
「まぁ坂川さんも飛鳥を振った身だから少し気になるよな、大丈夫だよ。
と、いうよりあいつまだ坂川さんのこと諦めてないような感じなんだよねぇ、告白した後に何かあったのか健司と二人で変な会議してたし。まぁなんていうか、いつも道理に接してやってくれた方が飛鳥にとってもありがたいとか思うよ?」
微笑む千葉木くんは色っぽくてカッコいい。
襟本の間から見える鎖骨がエロい。
その体で飛鳥くんを抱きしめてあげて欲しい。
って、何考えてんだ!
ゆっくりと深呼吸をし、平常心、平常心、と心の中で呟いた。
「そ、そうなんだー。ねぇ千葉木くん、千葉木くんのお勧めな本とかない?同じ本が好きな人同士こういうとこ気になるからさ、別に千葉木くんともっと仲良くなりたいとかすんなんじゃなくてただ純粋に…」
そこまで言って私は思った。
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