空白の問題文

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そして顔をしかめる。 悪かったな!部屋が余りにも汚なくて。 「…兄貴さぁ、まさか俺ら部屋から追い出した後泣いてたりした?」 「なんで泣かなきゃいけないんだ。むしろ泣く意味が知りたい」 「少し心配した俺が馬鹿だったよ」 椅子の上に掛けられた洗濯物を蹴散らし、俺の椅子に座った良太は今度は俺を見るなりため息をついた。 「なっなんだよ、それよりなんで勝手に入ってきてるんだよ」 「別に…、ただ馬鹿兄貴の馬鹿ヅラを馬鹿にしにきただけだよ」 「馬鹿馬鹿いうな」 「そんなことどうでもいいよ。 それより兄貴、ここで健司さんと何してたの?」 「…何って、別に遊んでただけだろ」 「SMごっこか…、男同士でよくやるよ…」 「してねぇよ、そんなの!そもそもそんなのあるか!!」 とぼける良太の頭を殴り、少し笑ってやった。
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