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「…時泰君?いくら私でもそんな事言われたら怒るなあ。で、背と目だけに栄養がいっててどこに栄養がいってないのかな~⁉」
「な、何でもありません❗他意はありませんのでどうかアイアンクローは止めて下さい❗」
「へ~。…その割には私の首とお腹の間辺りを見ながら言ってたような気がするんだけど気のせいかな~⁉[★]」
「痛い痛い痛い痛い❗」
「あ!因みに言うと時泰君、君私が身体検査の時目立ってたって言ってたけどそれは君もだよ?すごいよねえ?握力90って。まあ君は腕に関するポテンシャル全般桁外れみたいだけど私も握力だけなら君ほどじゃないけど50はあるから♪」
「ぎゃあ!!頭が~!!死ぬ~!!すいませんでした水居様❗僕が悪かったです❗」
ドサッ!
「…はぁ。君もいい加減女性に胸の事言うのはダメだという事くらい学習したらどうなんだい?」
「えぇー⁉水居、そいつ離さないでよ~」
「そうよ水居さん!そうすれば今日こそはアミメとあたしのコンボも加えたら踏み付け命中率100%は確実だったのに❗」
「鬼かお前ら❗」
「「「当然の報いでしょ(だろ)❗❗❗」」」
「…しくしくしくしく」
「…にしても時泰?今日話があるって言ってたけど何?」
「あ、そうそう!なに、ちょっと部活を創ろうと思ってさ!」
「部活?」
「そう!その名も[スレンダー同好会]!!」
「「「スレンダー同好会?」」」
「まあ、有り体に言っちゃえば胸のない女の子達で悩み相談やおはなししましょうって部活だ」
「…ようし❗血祭りだ~❗アミメ、千夏手伝って」
「「おー」」
「違う違う違う違う❗別にお前らをいじめたいとかそういうんじゃなくて、同じ悩みを抱えている者同士の方が話しやすいし、俺らってけっこうキャラが立ちすぎてこの輪に入ろうとするより見てる方が楽しめる位置にいるから部活で仲間を集めて話ができるようにしたほうがいいって事だよ❗」
「…理由は分かったけどそれ部活として通るの?部活の立ち上げには生徒会の許可がいるはずだけど?」
「あ、そっちは心配ない。従姉弟の姉ちゃんが生徒会やってるから高確率で通るから」
「へ~時泰の従姉弟、生徒会やってるんだ」
「あれ⁉あたし知らないんだけど⁉」
「ああ千夏は知らないはずだよ。姉ちゃんは中学までずっとアメリカ留学してたから。で、今年入学したわけ」
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