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朝からなんだかんだあって学園に辿り着いた。
俺と千夏が通う渓匠学園高校は普通科・芸術科・情報処理科の1クラス40人3学年360人いる。因みに俺と千夏は普通科だ。
んでそこの学園長が60歳のオタクのじいさんで入学式挨拶に「女子の制服はコスプレでも何でもOK。男子は学園指定の制服以外禁止。その方が目の保養になる」とか言ってきた。しかもそれが通るからすごいものだ。だが実際にコスプレしてる女子なんていない。当たり前だ。
そんなわけで只今授業中
「はい、じゃあ隣の人と英語で自己紹介をしようか」
「えーと?俺の隣はっと…あれっ?先生!俺の隣いません」
(おかしいな?朝に欠席連絡なんてあったっけ?)
「[★]ここにいるっつうの❗」
「へ⁉」ドガッ!シャキン!ドガッは椅子ごと俺を蹴倒した音、シャキンは刃物を向けられた音
「く、クナイ⁉」
なんと目の前には忍者の服を着た少女がいた
「ってあんた生徒?」
「朝からずっとあんたの隣に座っててそうじゃないならなんなのよ❗」
(う、嘘だろ❗⁉朝からずっといて気づかないなんて❗⁉)
「これで2回目」
「?」
「春休み中!!駅で人にもたれ掛かかった事ない⁉」
「あ~、あんたあの時の❗で
もおかしな話だよな。あんた背低いといってもせいぜい160だろ?女子の中でも少し小柄くらいだから見えなかった訳じゃないと思うんだよなぁ?なんでかな~?」
「[★]…こういう時本当にむかつく❗」
「えーと、見ててわかった事言ってもいい?」
「…どうぞ」
「影が薄くて胸も薄い」
「[★]誰が影が薄くて胸も薄いだ❗」
「ちょっと待って待って待って待って待って❗そんなクナイで攻撃するな❗」
「避けるなバカ❗」
「避けなきゃ死ぬだろ❗⁉」
「そうよ時泰待ってなさい」
「千夏❗助けてくれるのか⁉」
「ちょっと忍者の子!そのままクナイで攻撃して!そしたらあいつは避けるのに必死だからあたしの踏み付けがいつもは命中率5割のところが7割にはなる」
「おーまーえーなー!!」
「…援護してくれるの?」
「あたしも思うところがあるからね」
お互いある体の部分を見て握手をする
「…じゃやりますか?」
「お前幼なじみをなんだと思ってんだ❗」
「あ!そういえばあんた名前は?」
「人の話を聞けー❗」
「………六条アミメ」
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