六条アミメ来たる

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「じゃあね」 そうだけ言ってアミメは帰って行った。 「…これはちょっと調べるか」 「どうしたの?時泰」 「千夏、お前の父親ってさ、確か市役所の所長やってたよな?」 「う、うん」 「じゃあちょっとあいつの家の住所教えて貰えるよう頼めないかな?」 アミメの家の前 「でっかいな~あいつん家。ってか本当に忍者屋敷だとはな。ま、いいや」 コンコン 「はい六条ですが?」 「ああ悪り~。ここに六条アミメって奴いるだろ?あいつに会わせてくれ。あいつに仲間がやられたから仇うちしてぇんだ」 「ああいいぞ。入れ」 ガラッ 「この中だ」 「ハァハァハァハァ…」 「このやろう!また俺ら兄貴二人差し置いて親父からいい仕事もらいやがって❗❗」 ドガッ!!バギッ!! その兄貴という二人がアミメを殴る蹴るして果てにはナイフまで使ってた 「まあ 安心しろお前は親父のお気に入りだから殺しゃしねえよ。だが殺すぎりぎりまでの事はするがな」 「ぐはっ!いやぁぁぁぁぁ❗❗」 ガシッ! 「んだテメェ!仇うつんじゃねえのか!?」 「…なるほどねぇ。よくわかった」 「…ときやす?」 「助けに来たよアミメ」 「んだよ!忍者二人に一人で勝てるとでも思ってんのか!?」 ドガッドガッバギッゲシッ 「悪いけどそんな攻撃よりも千夏の踏み付けの方がスピードも威力も上だからな。腕力だけは人並外れてるし」 「…何で来たの?こんな事になってるなんて言ってないのに」 「なに、ちょっと近所の人から六条家は壊滅に近い勢力でそこに兄貴よりもずば抜けて実力のあるお前がいて[敵に傷一つ受けないくのいち]と他の一族から恐れられてるって聞いたらすぐに分かったよ」 「…」 「さあ、こんな事なら忍者止めて俺の家に来いよ」 「…無理だよ。あんたも自分で言ってて分かってるでしょ❗私が抜けたら一族は壊滅状態になるって」 「…」 「助けてくれたのは感謝するけど、こればっかしはどうにもならないよ」 「そんなことない」 !? 「父上!」 「アミメ、もうよい。お前が生まれてから今日まで十分やってくれたおかげで今一族は上位勢力になり他の一族と統合したからこれからはそいつらが仕事するからお前は安心してここを抜けて普通の生活を送れ。今までありがとな」 「…う、う~父上」 「よかったなアミメ」
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