未来の世界と自分

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しかも今と変わってない。 「ここだけ変わってないんだ。だから俺は君に会いに行けた。」 「何で変わってねーの?」 てか全て謎なんですけど…… 「今から話すことは全て本当のことだ。びっくりしないで聞いてくれ。」 「うん……」 てかもうびっくりしてる。 「この未来は"ダークホール"と言う組織に支配され、暗い世界になってしまった。」 ダークホール? もっと良い名前なかったのか? 「この学校だけは俺と仲間の力で守られてる。が…ここもそろそろやばい。」 やばいって………… じゃあここにいたら危ないんじゃ。 そんなことを思ってたら空が暗くなった。えっ!? 何? 「来た……」 「は?」 何が来たの? 「酒井優斗………お前を倒す。」 何か聞こえた。 すごく低い声。 「ダークホール………」 ダークホールって……… 悪い組織…… 「お前を今日こそ倒す。」 やっと見えた! ってか……… ダサッ! 何?こいつがダークホール? 弱そうな奴……… 悪役定番の黒スーツって……… 「何人来ても同じだよ……」 「ふっ甘く見てもらっちゃー困るなぁ。」 その一言でぞろぞろ出てきた。 うわー 。 ざっと10人かな。 「いけっ!」 来たよ来たよ! ………………………… ………………………… …………………………。 未来の俺強いじゃん! 圧倒的だ!! 「まだまだ!お前たち!!」 キュイィーン はいぃ? 剣がでてきた。 武器とか反則だろ! 「やばっ!」 えっ!? 未来の俺やばいのか? 「おい!何か持ってねーか?」 何か? 「持ってるわけねーだろ!てか、武器持ってねーのかよ?」 「市民はもっちゃいけねーんだよ!」 「勝ち目ねーじゃん!」 「うわっ!」 やばいやばい! 負ける! 俺にできること………… くそっ! 何すればいいんだよ! ピカッ えっ!? 急にネックレスのリングが光り出した。 「なんで?」 「この光はっ………うっ……」 なんか苦しんでる? 悪にきくの? 「この光は………!!」 「覚えておれっ!」 逃げ出した。 そんなにこの光嫌だったのか? シュン……… あっ消えた。
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