縣 融也(アガタ ユウヤ)

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………… イズガンガンガンガンガンガンワーオ!! 今日も目覚まし時計が鳴り響く。どうも俺は朝が苦手だ……。 え……?俺が誰かって? 俺の名前は縣 融也。容姿普通、頭脳は平凡、特技もこれと言って無い。っとまぁパッとしない男である。 「って自分で言ってどうすんだよ!!」 …っと虚しい突っ込みが部屋に響く。 「融也ー!早く起きないと入学式遅刻するわよ~!」 融也「へいへーい」 朝っぱらから大声で俺を目覚めさしたのは、母の 縣 明美(アガタ アケミ)だ。口うるさいけど、これはこれで良い親なんだよな…。 ふすまで区切られた自分の部屋を出ると、リビングのテーブルには美味しそうなトーストと目玉焼きが置いてあった。 「おはよう 融也。今日から高校生だな!」 融也「おはよう父さん。おっ!目玉焼き美味い!!」 今話しかけてきたのは、父 縣 宗一(アガタ ソウイチ)だ。父もごく普通のサラリーマンで出世の兆しは見えそうもない……。おかげでアパート暮らしだ 融也「俺が普通なのって完璧に遺伝だろ……。」 父「ん…?なんか言ったか?」 融也「何でもない」 (こんど生まれ変わるなら金持ちとかがいいかな…なんてw) まぁそんな下らん考えは置いといて、早く食べて着替えないと遅刻だ!! その後5秒で朝食を食い終わった俺は、部屋に戻って制服を手に取った。
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