スタート地点

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目が覚めるとそこは暗い、じめじめとした洞窟だった。 軋む体を起こし、辺りを見回す。 そこには見たこともない機械が置いてあった。 energy charge OK と液晶には表示されており、そこから用途不明のコードが伸びている。 「…?」 分かる… 見たこともない機械だと言うのに、使い方が自然とわかる。 おもむろに僕は自身の背中にある穴へと、機械から伸びるプラグを差し込んだ。
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