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どっさりと渡されたテキスト。
フラフラになりながらなんとか自分のデスクに戻った。
先輩「大丈夫?ってかそれなに?」
沙希子「韓国語のテキストです」
先輩「なんで韓国語のテキスト?」
私はぐったりしテキストの上に頭を乗せているのに先輩はパラパラどテキストを捲る。
沙希子「私、韓国に出張なんです」
弱弱しく答えると先輩は目を輝かし出した。
先輩「韓国に出張!?いいな~
東方神起とかスーパージュニアとか会えるじゃない?」
沙希子「トウホウシンキ?スーパージュニア?」
先輩「知らないの?凄く有名よ」
沙希子「そうなんですか、私が担当するのはSHINeeです。知ってますか?」
先輩にそう言うと先輩は私の背中をバシバシと叩いた。正直痛い。
先輩「SHINee!?私凄くファンなのよ!!いいな~」
先輩はいつも持っている!?CDを私に渡し、必ず聞くようにと念を押した。確かに知っとかないといけなないし、でもなんで持ち歩いてるの?
些細な疑問を残しながら私は家に帰った。あの大量のテキストと共に
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