6人が本棚に入れています
本棚に追加
まずは長男の清婪〈ｾｲﾗﾝ〉と次男の疾風〈ﾊﾔﾃ〉。
彼らは凛堂の連れ子だ。
長男の清婪〈ｾｲﾗﾝ〉は無言が多く、云いたいことは大体顔で語る大学３年生。
専攻は民俗学。
オッドアイの持ち主で左目は前髪で隠していることが殆ど。
弟達は大体同じように可愛がっているのだが、何故か三男の紅婪〈ｺｳﾗﾝ〉に一番懐かれているのだ。
結構モテ、告白やメルアド、携番の交換等の申し入れが頻繁にくるのだが、本人は困って固まってしまう為、何時も友人の１人である佐藤虎〈ｻﾄｳ ﾀｲｶﾞｰ〉に助けて貰うのだった。
次に次男の疾風〈ﾊﾔﾃ〉。
彼は気苦労が多く、大体何時も父親の尻拭い的なことをしていた。
個人経営の居酒屋でアルバイトをしている高校２年生の彼は、凛堂の暴走を止めたり、バイトの無い休日は凛堂の店を手伝ったりと孝行息子なのである。
因みに子供が大好きで、長男同様弟達は皆同じくらい可愛がっているのだが、何故か五男の玲瓏〈ﾚｲﾗ〉と四男の薫〈ｶｵﾙ〉に一番懐かれていた。
面倒見がいいお兄ちゃんの趣味は父親と同じで射撃〈プロ〉。
＊
最初のコメントを投稿しよう！