愛人二号

1/2
前へ
/105ページ
次へ

愛人二号

次の日から 私は仕事が楽しかった ぼっちゃんは 居ないし 家に帰って何しよう とわくわく だった 店長も いつも 通り 何も変わらず かあちゃんと呼んでくれた 仕事の時に 変な空気をださないように 普通にしてた だけど 顔がニヤけて お客さんに「どうしたい? なんかいい事あったのかぃ?」と聞かれたので さすがにやばいと 思い「 お昼が待ち遠しいだけだよ~」と言って誤魔化した 私 踊ってます 心 ここに あらず コツンと 頭こづかれた 店長~ 「 にゃにゃすんじゃねぇ」 はい わかってますよ~ 仕事が 終わると そそくさ帰ろうとする私に 「かあちゃん~ 病院行くなら 乗せていくぞ!」と店長が・・ 他の店員達も 乗せてもらったら~といったので やだなぁ~ 病院行くの~と しぶしぶ車に 乗せてもらうと いきなり 手をにぎっられた きゃあ~ 無理無理恥ずかしい 私 手を握られるときんちょ~ します 「まい~ 俺 我慢出来なかった~ マジで モニター見てたら 明らかにウキウキしてたの 見てかわいいと 思った」って 「 ウサギが 飛び跳ねてる みたい だった・」 「ウサギって さびしいと 死んじゃうんだよ」 と 私が言ったら 「病院行くの やめた~ いいよなっ なっ」 死んじゃうんだよ~ また 空を 飛んだ 揺れ過ぎておちないように ひっしでしがみついた また とろけた 「 まい~なんで 声ださないの~ 」 「恥ずかしいから 愛人 1号は 声だすの?」 「うん しぬ~とか いい~とか デカいよ 本当 」 「 無理だよ~ 私は 練習しないとだめかな?」 「ううん 我慢してるの すごく いいよ 最後 いつも 泣くのは なんで?」 「わからない 自然と身体が 震えて ふわっと なると 涙が でるんだ」 「 ウサギだな 目が真っ赤だ まいはウサギだ 」 ウサギ さびしいと しぬ うさぎは 愛人二号です
/105ページ

最初のコメントを投稿しよう!

64人が本棚に入れています
本棚に追加