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愛人二号
次の日から 私は仕事が楽しかった ぼっちゃんは 居ないし 家に帰って何しよう とわくわく
だった 店長も いつも 通り 何も変わらず かあちゃんと呼んでくれた
仕事の時に 変な空気をださないように 普通にしてた だけど 顔がニヤけて お客さんに「どうしたい? なんかいい事あったのかぃ?」と聞かれたので さすがにやばいと 思い「 お昼が待ち遠しいだけだよ~」と言って誤魔化した
私 踊ってます 心
ここに あらず
コツンと 頭こづかれた
店長~ 「 にゃにゃすんじゃねぇ」
はい わかってますよ~
仕事が 終わると そそくさ帰ろうとする私に
「かあちゃん~ 病院行くなら 乗せていくぞ!」と店長が・・ 他の店員達も 乗せてもらったら~といったので
やだなぁ~ 病院行くの~と しぶしぶ車に 乗せてもらうと
いきなり 手をにぎっられた
きゃあ~ 無理無理恥ずかしい
私 手を握られるときんちょ~ します
「まい~ 俺 我慢出来なかった~ マジで モニター見てたら 明らかにウキウキしてたの 見てかわいいと 思った」って
「 ウサギが 飛び跳ねてる みたい だった・」
「ウサギって さびしいと 死んじゃうんだよ」
と 私が言ったら
「病院行くの やめた~ いいよなっ なっ」
死んじゃうんだよ~
また 空を 飛んだ
揺れ過ぎておちないように
ひっしでしがみついた
また
とろけた
「 まい~なんで 声ださないの~ 」
「恥ずかしいから 愛人 1号は 声だすの?」
「うん しぬ~とか
いい~とか デカいよ 本当 」
「 無理だよ~ 私は 練習しないとだめかな?」
「ううん 我慢してるの すごく いいよ 最後 いつも 泣くのは なんで?」
「わからない 自然と身体が 震えて ふわっと なると 涙が でるんだ」
「 ウサギだな 目が真っ赤だ まいはウサギだ 」
ウサギ
さびしいと しぬ うさぎは
愛人二号です
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