どこまでも どこまでも

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会いたい! 店長に 会いたい! 逃げてから 5カ月後 逢える事になった 嬉しかった 話が たくさんあったから 待ち合わせの 場所に いつもの 笑顔で 店長が いた 飛び跳ねて だきついた あたたかな 腕に 包まれた 「 猫に なったんか? まだ ウサギか?」って 笑ってくれた 泣きながら そこでキスをした 懐かしくて あたたかい 香りがした 車に 乗り込み走り出した しばらくすると 店長が 黙りこんでバックミラーをみた 「ごめん ツケラレテタ」 はぁ~ と 思った 瞬間 ドン と 車がぶつかった やつの 車が ぶつかったのだ 私は なるべく明るい 所に 車を停めてと 頼んだ そして 私が 降りて やつがおりたら 急いで逃げておねがい と 言った 私が 降りたら やっぱり やつは降りてきた てめぇ~ ゆるさねえぞ 逃げられると 思ったのかよ~ と 髪の毛を 捕まれひきずり回された やってんなよ! 店長が 叫んだ なんで なんで 逃げないと 殺されるよ 逃げて~と 叫んだ 瞬間 頭を 殴られた 何度も 蹴られた なんで 逃げんだよ~ なんでだよ~ と叫びながら 殴られた いたみで 意識が薄れ始めた時 店長が 殴った やつは また 泣きながら 店長に向かって行った 私は もう 死にたかった もう わかったよ~私 しぬよ~ それで いいでしょう それで ・・ と 立ち上がった道路に 歩きだそうとしたら ふらふらだった 瞼が切れていて 血がでてた 前が 見えなくなって つまづいた もう やだよ 店長 ごめんなさい。 私 もう 無理です
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