派遣会社時代

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ベンチのところにつきしばらくして、 「付き合おうか?」 と、俺。 「うん。やっと言ってくれたね。」 るみこちゃんを抱きよせ、キスをした。 そして手をつなぎ、車に行った。 俺は車の中でるみこちゃんを抱くつもりだった。 キスをして、服を脱がせようとしたら、 「ちょっと待って、まだ早いよ。」 「ごめん。」 「外に行こうか?」 と、るみこちゃん。 再び夜景をみたところまで行った。 るみこちゃんがたばこを吸い出した。 「たばこ吸うんだ。今まで吸ってなかったから、吸わないと思っていた。」 俺は女の子には吸わないでほしいと思っていた。 「吸わないでいただけだよ。」 「これからなんて呼ぶ?」 「今までなんて呼ばれてきた?」 「たーくんだね。」 「じゃあ、たけくんにする。」 「俺はるみこって呼ぶね。」 そして、車に乗ってるみこを送って行った。 いつみと別れて2年、やっと彼女ができたことがうれしかった。
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