派遣会社時代

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俺はそれ以来、いつみのことを思い出していた。シングルベットも嫌になり、セミダブルのベットをニッセンでかった。以外に安かった。 ある日、いつみに電話した。 「もしもし」 と、俺。 「もしもし」 「久しぶりだね。」 「そうだね。」 「今、付き合っている人いる?」 「いないよ。」 「今度会わない?」 「いいよ。」 そして、いつみに会う日になった。 春日井まで車を走らせる。待ち合わせ場所の駐車場に着いた。 いつみに電話、 「着いたよ。」 「わかったよ。」 いつみがやってきた。 「久しぶり。」 と、俺。 「久しぶり。」 途中で食事をして、俺のアパートにむかった。 アパートに着き、いつみと歩いて部屋に向かった。 部屋に入るとすぐに、 「あ~ベットだ~。」 と、いつみはいちもくさんにベットに入った。 付き合っていたときも、布団にいちもくさんに入っていたものだ。 俺もベットに入った。 そしていつみを抱こうとした。だけど、手で振り払われた。 何度も試みたが拒否された。 『もうだめか。』 あきらめて寝ることにした。
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