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2012年1月15日、2月までには思い付いたことは行動しときなさいと、占い師に言われていた。
そして1月27日をむかえた。
「ここを左に曲がれば俺が通院してた病院だよ。」
みんなは何も言わずに病院へと向かって行った。病院到着、見学して帰ると思っていた。
しかし俺は降ろされた。目の前にはかかりつけだった先生がいる。
「何かおかしい?」
とっさに嫌な予感がした。
先生に2階まで連れて行かれる。
「何故だ~!!僕は病気なんかじゃない!このノートをみればわかるでしょ!?」
「それは躁状態がしたこと。あなたの部屋はもう用意されています。」
僕は3人に抱えられて病室へと運ばれる。
「俺は病気なんかじゃない!!!
訴えてやる!」
部屋といっても刑務所の独房のようなところ。布団がしいてあって、トイレがあるだけ。鍵は閉められ、外の景色は見えず、鉄格子越しに明かりが少し見える状態。
「俺は躁じゃない!!!」
何回も叫んだ。
しばらくして先生が鉄格子の外に来た。
『2月まであと少し、こんなとこにいる場合じゃない!大阪のアパートの契約も済んでない。ボーイの仕事もみつかった。歌わせてもらえる会場も見つかった。あと少しのとこまで来たのに・・・事情を話せばわかってもらえる。ここから出なければ!』
と、思った。先生がやってきて、
「この薬を飲んでくれない?飲まないなら注射を打つしかないけど。」
「先生、僕は正常です。お願いですからここから出して下さい。」
「いや~あなたは躁状態です。」
「違うよ先生!!!」
涙ぐみながら話した。
薬を飲むことに素直に応じた。
その後も叫び続けた。
ドアのぶを壊そうと中にあった段ボールを
ドアのぶに向かって投げ続けた。
「どうせ睡眠薬が入っているんでしょ?
寝てたまるか!」
俺は歌い続けた。そしたら隣の隣にいる
同じ鉄格子の部屋にいる子が同じように歌ってきた。
何時間か過ぎた。僕は疲れて眠りについた。
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